この春、
日南海岸方面の
神話伝承探訪に出かけた。
父に
大好きな馬を
見せてやろうと
野生馬が生息する都井岬に
宿をとって2日かけ巡った。
この時、秋は「西都原」にしようと。。
実は、
先週の予定だったのだが、
親子共々
夏風邪が長引いて
その上
父は注射負けか
体中に発疹ができ痒がっている。
様子見で一週間延ばした。
(後で判明したのだが
この時既に脱水症状に。
11月から食事は獲れず
年明け肺炎で入院となった)
来月は古墳祭りもあるので
その時でもいいのだが、
何でもこの日は
4万人の見物人が殺到するそうで
車椅子を押しての道中は
ちょっと難儀だろうと。。
電車が少ない。
朝2本、
夕方2本しかないのだ。
一番の電車で
出かけないと
予定を消化出来そうに無い。
5時起きで
父のおむつを取替え着替えをして
6:40発の特急で出かける。
父は今朝は大人しい。
久々の電車なので嬉しそう。
先月末は、
川内の新田神社と
出水の加紫久利神社
へでかけたが。
しばらく走ると
山の向こうから
朝日が顔を出し
父の横顔が眩しそう。。
8時過ぎ
南宮崎へ到着した。
ここは
駅舎(改札口)へは
プラットホームの隅を
渡らなければならない。
やはり
宮崎駅の方が
車椅子移動は便利だ。
知人の迎えの車に同乗し、
先ず、木花神社へ。
急な坂で小さな車ではちょっと難儀で。。
小さなお社だった。
ちょうど裏山の木材の切り出し中。
休憩の合間を見て氏子の方々に
いろいろお話を聞けて良かった。
木花神社
途中の神社にも参拝しながら、江田神社へ。
三重県から参拝だと自家用車での初老のご夫婦にお会いした。
遠路はるばるご苦労様と思ったが、、
よく考えたらここは伊勢神宮から勧請しているのだ。
ちょうどお腹も空いたし、お
昼前だがいつものように境内で昼食を。
江田神社
腹ごしらえが出来たので、西都原を目指す。
鹿児島神宮とも縁のある鹿野田神社へ。
ここの祭神は「山幸彦の彦火火出見尊」である。
ちょっと行き過ぎて逆戻りしたが、
持参したPDAのナビが役立った。
田園の中に佇む村の鎮守様。
参道が県道から100m位延びている。
昔の神社は皆こんな感じの参道だったのだろうな。
懐かしい風景だった。
山村の鎮守さまだが何とここの井戸は塩水だそうな。
「潮の井」と呼ばれて「ご神水」として販売されている。
ゆったりとビデオを廻し、西都原へ向かう。
鹿野田神社
34度だが風が強くて爽やかに感じるが、
車椅子を押していると汗が背中を伝う。
公園はコスモスが満開だった。
しばし、あちこちで写真を撮る。
朗らかな三人娘に出会った、疲れも吹っ飛んだ。
暑さが応えたのか
父もお疲れのようなので大好物のソフトクリームを。
古墳公園のお土産屋は多数の見物客で大混雑していたが、
ちょっと場所を確保して涼む。
予定では、神話のルートを一巡りするつもりだったが、、
変更して、麓の神社を巡ることにした。
先ず三宅神社へ。
古社だけに三手先継ぎ手や柱の龍の彫り物は素晴らしい。
しかし老朽化して崩壊寸前だ。
早く修復しないともったいないな。
三宅神社
その後、都萬神社へ。
ここは二宮だが延喜式にも登場する古社。
5000坪の敷地があるそうで、街中に緑が潤っている。
半分は公園になり市民に開放されている様子。
ここでやっと持参したご朱印帳に記載を受けた。
公園の一角の芝生で父を寝かせおむつを取り替えた。
やはり移乗でずれたと見えて横漏れ寸前だった。
これで少しは気持ちが良くなったことだろう。
5時半の特急に間に合う時間に駅には着いたが
慌てて帰宅するでもないので久々にお土産を買った。
駅構内で販売しているアイス饅頭。
暑い時はこれが結構美味いのだ。
待合室でふと父を見ると足の靴下が血だらけ。。
よく見るとどこかでぶつけたようで、
持参した救急具で処置をして出発を待つ。
定刻より数分遅れて特急は宮崎を出た。
父がだいぶお疲れの様子だが何も云わず座っている。。
やっと都城辺りで椅子に横に寝かせた。
始発でそうしてやれば良かったなと後悔しきり。
8時半に国分に着き帰宅は9時となった。
100歳近い父には、
一日窮屈な車内で座りっぱなしでは
結構応えたことだろう。
特にトラブルも無く無事帰宅でき安堵した。