隼人の歴史探訪

08/10/12:浜戸下り

目次:

○08/10/11:探訪準備 ○08/10/12:祭見物 ○祭考察


 
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2008/10/11
○祭見物前日○
08/101/11: 今日は父の入浴日。 いつもより30分以上も早く迎えに見えた。 明日は、大隅の鹿児島神宮の分社である 投谷八幡神社の「浜戸下り」 先日最寄窓口とメール交換をして確認したら 10時からとのこと。 ご丁寧に国分からのバス便も教えて頂いた。 そこで、何時ものホームドクターに診察に 出かけた序にバスの時刻を確認しに駅前へ。 福山高校の補習授業用にバスが日曜日に あるらしい。が電話して確認した方が 無難かなと思案していたら、、 待合のタクシーから声がかかった。 何度か遠出をお願いした運転手さんだった。 ちょっと交渉して行って頂けることになった。 父は今日はデーサービスからそのまま宿泊にと 考えて連絡帳にはその旨お願いしていたのだが 最初で最後になるかもしれないので 連れて行くことにした。 診察から帰宅し、デーサービスの施設には お断りの電話を要れた。 これから明日の祭見物の準備をしよう。 診察の帰途、父用の流動食のパックも買ったが この数ヶ月で倍に近い価格に跳ね上がっている。 無いと困るので数パック仕込んだが。。 今、キーを打ちながらテレビを聞いている。 明日の天気は秋の高気圧が張り出して 最高の祭日和のようだ。 これからバッテリーの充電をしようか。


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○08/10/12:祭見物
大隅町:投谷八幡神社
朝6時起床し 7時から父の朝食を。 よく考えたら、 ちょっと早めに到着した方が 何かと都合が好い。 そこで朝食が終わって電話を。 予定の8時半を8時に 変更して貰った。 やはり 岩川へは一時間かかった。 早く出て好かったと 胸を撫でた。 岩川から月野へ出て そこから小さな農道のような 山道を神社へ。 神社には9;15分頃到着した。 農道は南国特有のシラス土壌の 高台を鹿屋方面へ走っている。 ちょうどその中間辺りに 神社はあった。 赤い大きな鳥居が眼に入った。 鳥居の前には古墳らしきものが あ、これが例の供養塚の 「千人塚」だな。 看板があったがちょっと 読み取れない。 ☆「千人塚」北郷蔵人勢供養塚 神社は、 この鳥居から50m位下った谷にある。 今では高台の眺望のいい処に 宅地があるが、昔は水源の確保からして やはり谷の方が好ましい。 うっそうとした樹林帯の山道を抜けると 境内が見えてきた。
☆参道口鳥居 ☆参道
既に準備は終わって 神事を待つだけの様子。 この神社の本宮 鹿児島神宮のお膝元から 伺いましたと 話したら、皆さん笑顔で 迎えて頂いた。 父も元気よく応えていたようだ。 ☆拝殿前鳥居と手水鉢 「何時も御祭に出かける」 とお話でしたよと 氏子のお一人が。。 伺うとここの神主のお母上とか。 ☆拝殿前で神主のご母堂 予定通り10時に神事が始まった。 氏子の方々と参拝者が数名 拝殿の続きにある社殿は 参加者で一杯となった。 拝殿側からいつものように デジカメとビデオカメラを 廻した。 ☆神事 30分位で神事は終わって 行列のため御鉾が 拝殿の前に並べられた。 全部で10本ある。 ☆御鉾(王子鉾) この鉾の役(法衣)は 古来より継承されていて 次のようだ。
一の鉾役神鏡鈴付小山門
二の鉾役神鏡鈴付仮屋門
三の鉾役神鏡鈴付水之谷門
四の鉾役神鏡鈴付大川原門
一の王子役面付内山門
二の王子役面付神牟礼門
三の王子役面付内村門
四の王子役面付迫門
五の王子役面付大路門
六の王子役面付有島門
鉾が全部出されて いよいよ出発だ。 鬱蒼とした参道の 急勾配を楚々と進む。
入り口の鳥居前で また神事が行われた。 ここで、 其々のお旅所へ別れて 会いに出かける。 昔は行列が賑やかに進んだと 云われるが 氏子の減少した現在は 軽トラックの荷台に 鎮座されいざ出発。 それを見送って境内へ下った。 わざわざ遠方からお見えになったと ごちそうの歓待には恐縮した。 ☆並んだごちそう お昼前だが 幾つかのごちそうを頂戴し 父には持参した 流動食を食べさせた。 お腹が空いていたと見えて いつもの 『何か美味しい物無いかな』 と催促された割には 余食べなかったが。。 暫くしたら、 行列の方々がお帰りになった。 ☆帰還した行列 無事ご帰還の 神事があって、 皆さんもお昼となった。 ☆無事報告神事 美味しいごちそうを お土産に包んで貰い 次の参拝地へ。 途中、お旅所の一つ 伊屋松の「石神堂」に 参拝する ☆伊屋松・石神堂 実は隣町の松山町に 鹿児島神宮の勧請社が 鎮座されているのだ。 ちょっと寄り道して 参拝することにした。 その神社は 松山城下町入り口に 鎮座する松山神社。 参拝し社殿を撮影する。
☆松山神社鳥居 ☆松山神社全景
今日の予定はここまで。 後は帰途 弥五郎祭で有名な 岩川八幡神社へ。 ☆岩川弥五郎 高台にある弥五郎の像の 前で写真でもと思ったが 暑いので私だけ見物し 父と八幡神社へ。 ここで拝殿前で父の撮影を。 ☆岩川八幡神社 昼食がまだだったので 運転手さんお勧めの 食堂で軽く食事し 帰宅は4時前となった。 最高の祭日和 流石に陽射しが暑かった。 十年来の悲願だった 鹿児島神宮の分社 父と参拝できて 感無量だった。


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pin.gif 昔は賑やかな「浜戸下り」で 家々から浄財を頂きながら 進んだものだと 懐かしんでおられたが 今は、役の人々だけの寂しい行列だ。 これで奉納舞でもあれば 賑やかな祭りになるだろうな。

===== 地理纂考 ====

この社の祭りは
8月15日で
浜下りには
神王面及び
鉾等を持ち下った

この「浜戸下り」だが 鉾や面と言い どこか国分の止上神社の それと酷似している。 それは 三国名勝図会編纂時には 廃れてしまった 弥五郎の「王の御幸」という 祭祀だ。 隼人の霊を祭祀したと 推察される この止上神社では もはや見ることの出来ない 「王の御幸」 現在3箇所で継承されている 弥五郎祭りの原型を 垣間見る御祭である。
所在地:曽於市大隅町大谷 開催月日:10月15日前後日曜日 開催時間:AM10


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